まんこの臭いとクラミジアの関係とは

性行為によって感染するクラミジア

まんこの臭いには、クラミジアが関係している場合があります。

クラミジアとは、私たちの体の中に寄生する生物で、色々な病気を引き起こす原因ともなります。

性行為感染症の代名詞のようになっているクラミジアですが、実際、その傾向は強いと言えます。

まんこの臭いの元となるクラミジア感染も、性行為によって起こることが非常に多いです。

特に、男性側が尿道炎や前立腺炎を発症しているケースでは、性行為によるクラミジア感染を起こしやすいと言えます。

こういった病気に罹っていると、かなりの確率でクラミジアが検出されるからです。

その一方で、女性がクラミジア陽性であるパターンもあります。

これは、クラミジア性子宮頸管炎などを発症している場合で、性行為をすることによって、男性側にも感染が広がります。

すると、男性側は尿道炎や前立腺炎などを発症することとなります。

クラミジアとデリケートゾーンの臭いについて

では、女性がクラミジアに感染すると、どういった症状が現れてくるのでしょうか。

実は、クラミジア感染を起こしても、まんこ周辺に症状が出てこないことは多々あります

自覚症状がないため、感染の発覚が遅れることも珍しくないのです。

ですから、痛みやかゆみとった症状もほとんど現れません。

ただ、クラミジア感染によって子宮頸管炎を発症すると、おりものに異常が生じてきます。

具体的には、おりものがサラサラの液体状になったり、膿の発生を伴う場合もあります。

すると、まんこに臭いを発するようになるのです。

これが、クラミジアとまんこの関連性と言えます。

一方、男性のクラミジア感染症の場合は、尿道などに症状が現れてきます。

つまり、排尿時に痛みが生じたり、性器から膿を伴う分泌物を排出することがあります。

クラミジアの発症率について

クラミジアというは、誰もが一度は耳にしたことがあるように、それほど珍しいものではありません。

ですので、クラミジア感染を起こす確率も、性感染症の中ではかなり高い方だと言えます。

特に、若い女性に感染が起こることが多いので、20歳未満の方は注意しましょう。

その後、年代が上がっていくについれて、クラミジアの発症率は低下していきます。

このように、若い女性ほどクラミジアに感染しやすく、まんこの臭いに悩まされる機会も多いと言えるのです。

 次のページ