まんこの臭いとおりものの色の関係とは
おりものの色からわかること
まんこが臭う場合、まずはおりものの色を確認してみてください。
おりものには、色々な病気のサインが含まれていまして、それを確認するだけでも臭いの原因がわかることがあります。
そこでまず、正常なおりものと異常なおりものの違いについて考えてみましょう。
健康な人のおりものとは
体が健康で、まんこの臭いもないような人のおりものは、透明な色をしているか白色をしています。
また、当然のことながら、おりもの自体にも臭いはなく、まんこにもかゆみや痛みといった症状は出ていません。
ただ、下着などの白いものに付着した場合は、正常なおりものであっても、黄色く見えることがありますので注意しましょう。
それから、おりものの性状は個人差がありますし、個人の中でも月経周期によってかなり変化します。
ですから、こうしたおりものの性状については、参考程度に頭に入れておいてください。
ちなみに、健康な人では、無色透明のおりものが増える時期があります。
それは、排卵期と呼ばれる時期です。
この時期には、女性ホルモンが大量に分泌されるため、おりものが先ほど述べたような特徴を帯びるようになります。
透明なおりものが大量に分泌されるため、心配になってしまう人もいるかもしれませんが、これは妊娠を成功させるためのものであることを理解しておきましょう。
異常なおりものとは
次に、病気を発症するなどして、おりものに異常が現れたケースについてです。
こうした異常なおりものでは、色に変化が現れます。
本来、健康であれば無色透明であったり、白色をしているおりものですが、病気に罹ると黄色や緑色に変色します。
さらに細かく言うと、非常に濃厚な黄色や緑黄色といった色に変化します。
これらの色は、風邪をひいたときの鼻水の色に近いとも言えます。
また、異常なおりものは色だけではなく、性状にも病的な特徴が現れてきます。
具体的には、まんこにベタベタと付着するような粘性を帯びています。
それから、悪臭を放っているのも大きな特徴と言えます。
これが、まんこの臭いにつながっているのです。
ですので、病気が原因でおりものが臭う場合は、まずその病気の治療を行わなければなりません。
病気が治ることで、正常なおりものが分泌されるようになりますから、結果的に、まんこの臭いも解消されることとなるのです。